葬式の値段を比較してみました!葬儀費用を安くあげるには

お葬式お金がなくても出来る?値段と費用を比較してみました!!

急に家族の不幸があったり、ある程度覚悟をしないと駄目になった時、すごいショックと悲しみがおそってきますが、それと同時に、少し冷静になった時に襲ってくるのが葬儀費用の心配です。

 

ある程度、蓄えがある人は、問題ないかと思いますが、そうじゃないご家庭も沢山あります。

 

葬式の値段を比較してみました!葬儀費用を安くあげるには

 

葬式だけは急にやってきますからね、特に家の大黒柱の方がお亡くなりになった時とか、あるいはそれぞれのご家庭で様々な事情もあって、ちょうどお金がない状態の時にお葬式を出さなければならなくなったりすることもあるわけです。

 

そうなると、弱り目に祟り目というか、ものすごい不安で、どうしようかと頭を抱えるご家庭も決して少なくないことでしょう。

 

かくいう私の家もそうでした。父が亡くなる時、悲しさと同時にお葬式費用大丈夫かな?病院への入院費用の支払いもあるし・・・っと、これはダメだお金がなくても葬式ができる方法ってどんなのがあるのか?家族葬とかって実際どうなのか?など、いろいろ調べました。

 

その時の経験と知識を同じように不安に思われている方にお伝えしたいとおもいます。

 

よろしければご参考にどぞ。

 

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葬式の流れ

 

費用を抑える事を考えたとき、さまざまな葬儀方法があるのですが、それはある意味、何をどこまでするか?という事でもあるので、その判断をする基準として、まず最初に、一般的なお葬式の流れをご説明しておこうと思います。

 

基本的に、蘇生の可能性を考慮して、”死後24時間以内の火葬は認められていない”というのを前提として知っておいてください。また、日本では納棺しないと火葬できない決まりにもなっています。

 

なので、亡くなったら、一旦、死が確認された場所(病院など)から安置場所(自宅や葬儀会場、葬儀社の安置室など)まで搬送する必要が出てきます。その際、病院や警察からの斡旋業者にストレッチャーを備えた”寝台車”で運んでもらうことになります。

 

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もちろん、大型の自家用車で自分たちで遺体を運ぶこともできますが、その場合は、病院で発行される死亡診断書か、警察からの場合は、死体検案書を必ず携帯しなければならくなります。

 

臨終が確認されたら、そこから7日以内に死亡診断書と共に死亡届を七日以内に役所に提出しないと駄目です。

 

故人を安置する際に、死水を取らせて、体を清拭(地域や場合によっては湯灌や死化粧)して死への旅路に向かうための白装束に着替えさせます。一般的には、葬儀業者や訪問看護師の方に依頼するケースがほとんどですが、遺族だけで行うことも可能です。

 

その後、ドライアイスなどで冷却処置が行われます。(一般的にこの時使うドライアイスの量は、夏か冬か体の大小でも異なりますが、成人で一日あたり約10Kgといわれています。)

 

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【亡くなってから】

病院や警察から搬送→安置場所(自宅や葬儀会場、葬儀社の安置室など)→葬儀場所(通夜や葬儀・告別式をする場所【安置場所が葬儀場所と同じ場合もある】)→出棺→火葬場→自宅

 

一般的に上記のような一般的なお葬式で必要な費用は、最低130万円くらいからと言われていて、上は上限なしです。もちろん、香典等で実際に負担する費用はもっと安くなったりもしますので、あくまでも目安です。

 

病院などで最後を迎えた場合、ご臨終後から退出時間が決まっている場合(臨終から8時間以内など)がほとんどですので、入院の際に渡される案内のしおりなどで念のため確認しておきましょう。

 

葬式の値段を比較してみました!葬儀費用を安くあげるには

 

病院や警察で斡旋された業者に安置場所までの搬送を頼んだからと言って、必ずしも、その搬送業者に葬儀まで委託する必要はないです。

 

事前にまったく準備していないと、精神的にも考える余裕がなく、そのままお任せしてしまう場合が多いのですが、一旦、搬送までのお願いにして、葬儀はどこでお願いするか?予算等を考えてから、改めて依頼するかを判断すると良いかと思います。

 

いざという時の事前準備として、こういう葬儀社を一括比較できるサイトがありますので、一度活用しておいてよいかと思います。

 

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葬儀社比較のポイント

 

葬儀社を比較する際は、まず、葬儀社探しからとなりますが、広告チラシや先ほどのようなインターネットの便利な葬儀社の一括比較サイトなどを活用して探す方法がありますが、一つ気を付けておくことがあります。

 

それは、単純に大きく掲載されている最低価格だけで判断しないようにしましょう。

 

実は、安いプランだからと必ずしもお得だとは限らないんです。例えば、葬儀場所と祭壇や霊柩車のセットで10万円!!って出ていて安いと感じても、その中には、遺影費やドライアイスや焼香用具の費用やら諸々は含まれていないから、それはオプション料金が必要で、結局、普通にお葬式を出すのと価格が変わらないか高くつく場合もあったりします。
まぁ、それはあくまでも極端な例ですけど、極端に安い場合、それなりの理由がありますので、必要なものをすべて考慮した価格で比較するとよいと思います。

 

おすすめは、葬儀社の比較サイトなどで、無料の資料を取り寄せて、冷静に見比べて、疑問点等を各社に電話で直接訪ねてみるということが大事です。

 

因みに、電話をかけたときのそれぞれの葬儀社の対応も参考にしておくとよいです。適当なところもあれば丁寧なところもありますので、そういう雰囲気も事前確認しておくのが良いと思います。

 

 

家族葬の費用は?

 

家族や親族だけ、もしくは親しい人などに限定して行う小さな規模のお葬式のスタイル。
来訪者からの香典なども断り、後の香典返しなどの手間がないようにされているところも多いです。
近年は家族葬をされるところが非常に増えています。
費用は、30万円〜50万円程度。

 

直葬の費用は?

 

宗教的行事は行わず、祭壇などもせず、安置だけにして家族だけで見送る葬儀スタイル。
10万円〜30万円程度。

 

 

舞葬の費用は?

 

特に表立った弔いもせず、安置場所から火葬場へ直行して限られた家族だけで火葬するスタイル。
7万円から15万円程度。

 

お葬式費用がなかった我が家の場合

 

急なお葬式でお金がない状態だった私の家のケースをご参考までにお伝えしておきます。

 

病院で祖父が亡くなった時は、自宅で見送ることにしました。

 

その時、病院からの搬送と自宅から火葬場までの搬送は市の業者さんに委託し、自宅では、家族だけで本格的なお葬式の宗教的な儀式はせず、ネットで家族葬のプランではなく、お経だけを読んでくれるお坊さんの派遣と法名を依頼しました。

 

法名は、うちは浄土真宗なので、戒名といわず法名と言っていますが、戒名でも同じです。因みに、一般のお寺だと戒名の値段が不明確で心配ですが、ネットだと料金が明確で一律なので安心でした。

 

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当時は、急のことだったので、こういう形をとりましたが、自宅でなく葬儀社で安置してもらう直葬でもよかったかもと思います。

 

理由としては、家だと家族だけでと思っても、どうしても近所の人に知られて何人の方かこられるということと、直葬といっても葬儀社の安置してもらっている場所でお別れもお見送りもできたりもするところが多いので、お経や戒名はなくても本当に家族だけの葬儀になってたりするからです。

 

結局のところ、お葬式費用を安くするというのは、どこまでして、どこまでしないかの判断だと思います。

 

ともあれ、今すぐ必要なくても、冷静な状態で判断できるときに、事前に複数の葬儀社の資料を見て比較しておいて損はないと思います。

 

よろしければ、参考までに下記サイトをどぞ

 

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まったく葬式のお金がない場合

 

生活保護を受けておられていて本当にお金がない場合、生活保護受給者のみが受けられる生活保護の葬儀制度というのがあります。
内容としては、必要最小限の内容におさえたお葬式になりますが、実質の自己負担額というのは、0円。お住まいの地域の市区町村で受給できる葬祭扶助で葬儀費用を賄えるというものです。
お問い合わせはもよりの市役所や区役所へ。

 

 

葬式費用の補助金制度を活用しよう

 

葬祭費用の補助金や給付金制度があるのご存じでしょうか。葬儀が終了した後、葬儀を行った人(喪主)が、所定の手続きをとることで、各保険や組合から扶助金が受け取れるというものです。

 

いくつか種類があり、故人が生前、国民健康保険に加入していた場合に受け取れる葬祭費給付金制度や、健康保険に加入していた場合の埋葬料給付金制度、故人が国家公務員共済組合の組合員だった場合の葬祭費の支給や、被扶養者など埋葬料の申請ができる人がおらず、実際に埋葬を行った人に支給される埋葬にかかった費用を支給する埋葬日給付金制度というものがあります。

 

どの制度も申請期間がありますので、制度の詳細含め最寄りの管轄されている各自治体でご確認ください。

 

 

市民葬・区民葬もあります

 

市や区といった自治体が取り決めた定額で行える葬儀があります。それが、いわゆる市民葬や区民葬というものです。

 

故人や喪主がお住まいの自治体で執り行えます。自治体と提携している指定の葬儀業者になりますから、極端に相場より高くなるということはないと思われますし、賢く使えばそれなりに安く抑えれます。

 

ただし、指定されたサービスの料金が定額なだけで、その他のオプションサービスをあれもこれもと依頼するとそれなりの金額になり一般の業者より高くなる場合もありますので、費用を抑えたいと考える場合は、そこは気を付けましょう。

 

葬儀の種類としては、これら紹介してきた他にも、一日葬や社葬・合同葬、密葬、はたまた、故人の生前の希望で行われる音楽葬・自由葬やお別れ会・偲ぶ会など、さまざまな形があります。

 

あなたのご事情にあったお葬式をご検討ください。

 

 

 

 

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