中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

中山寺は安産祈願だけじゃない凄いお寺!!

正式名称は、大本山 中山寺。その中山寺と言えば、まず思い浮かぶのが、安産祈願のお寺じゃないでしょうか。もしくは、境内から、境内奥にある観音公園で梅が咲き乱れる中山梅林が有名ですね。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

だけど、中山寺ってそれだけじゃないんです。聖徳太子が創建したお寺で、日本最初の観音霊場であり、西国三十三所観音霊場第二十四番札所でもあります。

 

また、中山寺は、神仏習合のお寺で山内には、多様な摂社末社があり、様々な仏様や神様が祭られているという、正に御利益の総合商社という感じです。
特に福をもたらすパワースポットという事でいえば、中山寺では山内だけでも七福神巡りができますし、阪急宝塚線と箕面を結ぶ西国七福神巡りのお寺の一つでもあるんです。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

 

 

 

西国七福神巡りでは、寿老神の霊場となっており、因みに、先日ご紹介した箕面の瀧安寺>>は、西国七福神巡りの弁財天の霊場で、西江寺>>は、大黒天の霊場となっております。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

また、この中山寺が安産祈願で有名になったのは、豊臣秀吉が中山寺を祈願して秀頼を授かったことや、幕末には、中山寺の鐘の緒を受けた中山一位局が明治天皇を御平産されたこともありますが、その大元になっている舟形石棺を鉢にした”安産手水鉢(あんざんちょうずばち)”は、あの応神天皇>>の父上、仲哀天皇>>の前(さき)の皇后大仲姫の息子で、第二皇后で応神天皇の母君の神功皇后に跡目争いで破れ湖に身を投げた忍熊の遺体を収めていた棺と言われています。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

これだけだと、安産手水鉢の印象が悪いですが、そうではなく、この安産手水鉢は、中世以降、どんな難産の人もご本尊・十一面観音に祈願をこめて、この手水鉢で身を洗い清めれば安産うたがいなしとの伝承が生まれたそうです。今は、穴があけられ水が貯めれなくなっているそうです。

 

因みに、大仲姫の古墳もこの中山寺にあり、”石のからと”と呼ばれる墳墓として一般公開されています。ここでも大阪府の古市古墳群にある応神天皇や仲哀天皇とつながって来るって面白いご縁だと思います。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

さらに、これまでの関連という事でいえば、それだけでなく、先の多田神社>>でご紹介した源氏の祖である源満仲(みなもとの みつなか)公の末の子で、悲しい伝説をもつ美女丸も、この中山寺に預けられていたんですよ。

 

応神天皇の奥さんや子供が祭られていて、さらに、応神天皇を武神(八幡神)として崇拝していた源満仲の息子さんもこちらのお寺にご縁があり、七福神では、箕面でご参拝したお寺とつながりっと、何も調べず来て、これだけ様々な訪れた場所が繋がるので古墳や神社やお寺巡りって面白いなーって感じるわけです。

 

中山寺で七福神巡りや寿老神をお参りする前に!!

 

中山寺でお参りする際は、安産祈願であろうが無かろうが、まずは、ご挨拶も兼ねて中山寺の本堂へのお参りをするのが大事になります。

 

こちらの本堂には、合せて三十三面となるよう、三体の十一面観世音菩薩がお祀りされています。因みに、毎年八月九日には三十三観音が当山本堂に来迎される『星下り大会式』が厳修されるそうです。この日に中山寺へ参ると、四万六千日参拝したのと同じ功徳が得られるとされているそうです。つまり、以前ご紹介した葛井寺と同じ参拝法のご利益の日があるわけですね。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

中山寺の山内での各七福神をまつられているお堂のご案内

 

総持院は福禄寿が御祀りされています。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

宝蔵院は、弁財天が御祀りされています。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

華蔵院には、毘沙門天が御祀りされています。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

観音院には、大黒天が御祀りされています。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

成就院には、布袋尊が御祀りされています。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

寿老神道には寿老神が御祀りされています。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

鎮守社には、鳥居が立ち恵比寿が御祀りされています。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

因みに、これね、たまたま条件的に偶然逆光写真になっているだけなんですけど、これまで出現霊場とされる場所として訪れる機会が多かった、弁財天や大黒天が御祀りされているお堂だけ強く光が差し込む写真になるって不思議なご縁なのかなっと。というか、応神天皇陵>>をご参拝した時も、光の偶然の現象が動画で撮れたりして・・・科学的に説明できる現象ですが、こういう偶然が起こるって事は、縁起物な気がしてなんだかテンションが上がります。

 

そうそう、あと、中山寺の山内の塔頭寺院などは十二支一代本尊の奉安所になっているので、ご自分の干支のご本尊を探してお参りしておきましょう。

 

七福神についての豆知識

 

お正月に福をもたらしやってくる神様といえば、七福神がまず思い浮かぶのではないでしょうか。

 

その七福神って7柱は、どんなご利益のある神様なのでしょう。

 

恵比寿様は、商売繁盛、五穀豊穣、コツコツ努力すれば大きな実りとして願いを叶えてくれるという神様。

 

大黒天様は、豊作と福寿円満、開運招福、商売繁盛の神様。

 

毘沙門天様は、財宝福徳と厄災除けと勝負事の神様。

 

弁財天様は、学問と財福、音楽、芸能の神様。

 

福禄寿様は、「福」は幸福、「禄」は俸禄(財運)、「寿」は長寿を意味し、すなわち幸福、財産、長寿の神様。

 

寿老神様は、長寿と幸福の神様。

 

布袋様は、開運や良運、子宝などの神様。

 

また、七福神は、恵比寿様は、日本の神様ですが、他の神様は、海外の神様と融合した神様だったりもします。

 

例えば、大黒天は、インドのヒンドゥー教の神シヴァ神と大国主尊が習合した神様で、毘沙門天や弁財天も、インドのヒンドゥー教の神様でしたし、福禄寿と寿老人は中国の道教の神様で、布袋尊だけが、唯一実在した中国のお坊さんだったりします。

 

一年のいつとは決まっていませんが、特に一年のはじまる新年には、ぜひ七福神に参拝して万福招来を祈願しましょう。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

中山寺さんは、まだまだ紹介しきれていない他にもありがたい仏様が沢山祭られていますし、中山観音公園の梅林も圧巻なので、是非、一度は足を運んでみたいお寺だと思います。

 

因みに、山門には、表に阿吽の仁王様が立ち、裏側には、狛犬と唐獅子が祭られているという正に神仏習合のお寺です。

 

中山寺の行き方|安産祈願以外に七福神巡りも出来るお寺

 

中山寺への行き方|アクセス

 

【地図】

 

【住所】〒665-8588 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1

 

【アクセス方法】

 

電車の場合

 

阪急電鉄宝塚線 中山観音駅から北へ徒歩約1分

 

JR宝塚線 中山寺駅から北西へ徒歩約10分

 

車の場合

 

宝塚インターチェンジを出て川西方面(東)へ、約500m先の安倉中交差点を左折し(北へ)、約1km先の中山寺西交差点(右側にダイエーがある)を右折すると、阪急中山観音駅 南側へ出ます。

 

中山寺さんには専用駐車場はないですが、周辺に私営駐車場がいくつかありますのでそちらをお使い下さい。

 

 

 

 

 

 

関連ページ

大黒天が出現したお寺、大黒寺
大黒天が最初に出現したお寺といえば、ここ大阪府羽曳野市にある大黒寺です。このお寺に祀られている木の大黒様は、大黒天と遭遇したとされる役行者が彫られたものだそう。境内には、大黒様以外に七福神も勢ぞろいで福が溢れるありがたいお寺です。どうぞご覧下さい。
藤井寺といえば紫雲山 葛井寺
藤井寺という地名のもとにもなっているお寺、それが紫雲山葛井寺です。西国三十三か所の第五番札所でもあります。ふじの花の咲くお寺としても有名。藤井寺は、「あかん河内の葛井寺」というエピソードのあるお寺です。藤井寺を観光するなら、まずはここです。
常在寺|岐阜の斉藤道山ゆかりのお寺
岐阜県岐阜市にある常在寺といえば、斉藤道山が美濃を制する際に拠点としていた寺で最初の下克上の場所とも言われていますね。その常在寺への行き方とアクセス方法をご案内。NHK大河ドラマの麒麟が来るに出演の本木さんもこられたそうですよ。
中山寺の梅林 開花情報2020
中山寺の梅林といえば、中山観音公園の梅林です。2020年の梅の花の開花情報をお届け。紫雲山中山寺は、聖徳太子創建の日本最初の観音霊場で、安産祈願で有名なお寺ですが、梅林も日本有数の美しさで、毎年多くの人がにぎわいます。果たして今年の梅はどんなかを早速お伝えします。